必ず終わるコロナショック、次を見据えた人間が勝つ

2020年4月現在、コロナウイルスの感染拡大のため、世界中が非常事態となっています。

日本も全国に緊急事態宣言が出され、学校が休校し、休業要請を受けて休業する店舗も多数あり、経済的に打撃を受けている人が多数います。

しかし、こんな時だからこそ、「次」を見据えた行動が必要なのではないでしょうか。

コロナというピンチをチャンスに変える

ビジネスは、人間社会は、きれいに舗装された道路ではなく、でこぼこ道です。

いつも安定して同じスピードで走れるわけではありません。

例えばおよそ10年前の2011年には東日本大震災がありましたし、2008年にはリーマンショックがありました。

2001年にはアメリカ同時多発テロが起き、1997年はアジア通貨危機が起きて山一證券が経営破綻し、1991年にはバブル崩壊、1987年にはブラックマンデー、1970年代には2度のオイルショックがありました。

何年かに一度はあり得ないような出来事が起き、その度に経済的打撃を受ける人々がいるのが、人間社会なのです。

しかし、社会はそれらの危機を、常に乗り切ってきました。

だから今回のコロナショックも、いつになるかはわかりませんが、必ず収まるでしょう。

そして、「ああ、コロナの時期があったね」などと回想する日が訪れるはずです。

しかし、そんな今だからこそ、考えるべきことがあるように思えます。

例えば、今もマスクを高値で売って大儲けしている人がいるのではないでしょうか。

テレビ局は、ドラマやバラエティーは収録ができずに不調かもしれませんが、報道・ワイドショーはコロナを報じることで高い視聴率を稼いでいるのではないでしょうか。

ネット通販の会社も儲けているでしょうし、政治家や公務員の人たちは一切給料が下がっていないでしょう。

非常時にも、儲けている人がいるのです。

また、日ごろから倹約に努めて現金を確保している人は、収入が減ってもそう慌てずに済んでいるはずです。

コロナショックで暴落した株を買い込み、何年かしてその値上がりで儲ける人もいるでしょう。

ですから、今だからこそ、働き方や、ビジネスモデル、お金のつかい方を、見直すべきではないでしょうか。

どんなことでも、もっとうまくやる方法があるものです。

非常時を乗り切れる方法を、そしてやがてやってくる平常時にもっと稼ぐ方法を、考える機会なのかもしれません。

ピンチは、チャンスでもあるのです。

今は次の局面に向けての準備期間

良い時も悪い時もあるのが、ビジネスです。

そして、悪い時にもそれを楽に乗り切れる人もいますし、逆に、いつも以上に儲ける人もいます。

だから、非常時にもパニックにならず、やけにならず、今できることをしっかりとやり、次の局面に向けて準備をしておくことが重要です。

現在のピンチは、何かを変えるチャンスなのかもしれません。

そして、いずれ非常時は終わります。

そしてこの経験を踏まえて、平常時にも非常時のことを想定して準備をしておくことが、長い人生をうまく過ごすコツだといえるのではないでしょうか。

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