愛媛県の警備業の業界団体の活動は?警備さまざまな種類についても解説

愛媛県は四国でも比較的犯罪率が高い地域です。そのため、各自防犯に努める必要があるといえるでしょう。しかし、その防犯体制も個人や知識のない状態で行うのは困難です。そんな時に活躍するのが愛媛県内で営業している警備業です。この警備業も愛媛県には業界団体があり、各種の活動をしています。そこで今回は、愛媛県の警備業の業界団体について解説しましょう。

愛媛県をまとめる警備業の業界団体とは?

愛媛県には一般社団法人愛媛県警備業協会と呼ばれる業界団体があります。松山市にある警備業の団体は、愛媛県公安員会の指導などを通じて警備業を愛媛県内で運営しています。会員向けに機関誌を提供していたり、警備業法施行規則に関する申請書や届出書、さらには護身用具の届出書といった各種行政の資料を提供しているのも特徴です。また、松山市、中予、東予、南予といった地区に分かれて運営を行っており、主に地元の地域密着型の警備会社が参加しています。

4つある警備の種類を解説

警備といってもいくつかの種類に分かれており、業務内容が大きく異なります。警備には1から4までの号数で分類されているので、それぞれについて見ていきましょう。まず1号警備は多くの方が目にする警備です。施設などを巡回して警備する施設警備の仕事がこれに当たります。次に2号業務は雑踏(ざっとう)・交通誘導といって工事現場の交通誘導やイベントの雑踏整理といった業務を指します。残りの3・4号についてはやや特殊なので次の項目で紹介します。

特殊な警備内容の3号と4号

3号以降は特殊な警備業務で、まず3号警備は運搬警備です。これは銀行などの現金輸送や美術品の盗難防止といった業務です。事故が起きないように、強盗に襲われないように万全の体制で警備を行っていきます。4号警備は私設の身辺警備です。有名人や企業の重役が移動する際、敵対している個人や団体から攻撃を受けないようにするために警備会社へ依頼して警備してもらうという内容になります。大手の警備会社では4号警備まで取り扱っているケースがほとんどです。