幸運をつかんで会社を大きく!元谷社長の経営術


競争の厳しいビジネスホテル業界において、独特のキャラクターとリーダーシップで大手のホテルチェーンの一角を占めるまでに成長させた社長が元谷芙美子氏です。

かつてはバラエティ番組でも時折目にし、都市部に行けば、その個性的な格好と表情で一度は看板を見かけたはずです。

そんな元谷氏の人生を生きる姿勢とは何なのかを紹介していきましょう。

運が良いと思い込んで積極的に動く

元谷氏は、家庭の事情により進学をあきらめ、地元の信用金庫に就職します。

そこで、現在の夫と出会い、夫が起業、そのホテル部門を任されて経営に乗り出していきます。

青年期は、進学の断念や家庭の不幸など、決して幸運に恵まれなかった元谷氏は、自分の運の良さを信じて積極的に動くことで、運に恵まれていきました。

元谷氏が実践している幸福の習慣とは

運は、やってくるものではなく、日ごろの習慣によって引き寄せることを元谷氏は実践しているそうです。

その習慣の一部を紹介すると、先ほど触れた自分は運が良いと思い込んで行動することや人付き合いの仕方がコツとのことです。

例えば、何が起こっても自分は運がいいから、いい方向に転がると信じてやれることをどんどん行います。

また、人付き合いに関しては、こちらから積極的に挨拶を行い、どんなに性格の悪そうな人であっても、良いところにフォーカスして接するのもポイントとして挙げています。

このようなポイントのほかにも仕事をとことん楽しむことで、困難も切り拓いていくような印象を受けました。

元谷氏の社長としてのスタイル

元谷氏は全国有数のホテルチェーンを経営しています。

その元谷氏の経営スタイルについても本書は触れています。

大まかな内容として、危機への対峙の仕方や従業員との接し方、ビジネスチャンスをものにする力、そして人としての成長です。

これらについて、ホテルの具体的な事例などに触れながら解説しています。

まとめ

昨今、宿泊業は様々な困難を抱えて日々経営しています。

観光をメインとしていたホテルは廃業を余儀なくされており、元谷氏の経営するホテルも経営上のダメージを受けています。

そんな中、元谷氏の経営するホテルは、ニュースでも度々様々な試みをしているのです。

多くのホテルチェーンが手を挙げなかったリスクのある事業にも率先して手を挙げる姿を見せました。

このように自分の運を信じて積極的に挑戦していく姿も本書を読めば、理解できるのではないでしょうか。