自宅療養になった際の訪問看護について

自宅療養になった場合

感染症が爆発し、症状が軽い人は自宅療養となりました。自宅でできる範囲は限られており、残念な結果になってしまった方も少なくはありません。静岡も例外ではなく、1人いらっしゃったようです。
自宅療養者に付き添ってくれるのが、訪問看護です。自身も感染リスクがある中での対応になるので、本当に心から頭が下がります。ではどういう形で、訪問看護が取られているのかまとめてみました。【静岡の訪問看護

情報収集と電話の問診

まずは基本情報収集と、電話での問診です。基本情報収集は、現在感染している人の情報を集めることです。例えどんなに凄腕看護師だとしても、患者のことが分からなければ対処のしようがありません。発症時期はいつなのか、基礎疾患やかかりつけ医師について聞かれるでしょう。
またご家族の型についても、問診を受けることになります。同じく基礎疾患があるかどうか、症状についての確認。体温計の有無や医療機器の確認も進められます。なお介護を受けている場合、発症後5日程度までは介入できない場合があるようです。食料や日用品の買い物についても、慎重に進められるでしょう。

連絡先の確認

また当初は軽症であっても、時期が来れば重症化になるケースも報告されています。おそらく訪問看護から、何かしらの形で報告があるでしょう。しっかり聞いた上で、担当保健所・ご家族の連絡先も伝えるようにして下さい。
ただ訪問看護は誠心誠意対応にあたるも、現状的にかなり厳しいです。感染者やご家族の協力も、絶対に欠かせません。

問診には正直に!事実はしっかりと受け入れる

なお問診については、必ず正直に答えるようにして下さい。またどんな診察結果が出たとしても、事実として受け入れましょう。驚くことに陽性反応が出た人でも「陰性と偽ってほしい」と、とんでもないことを言い出す人もいるそうです。また看護の指示に従わず、身勝手な行動を取る人も少なくありません。
受け入れたくない事実であるのは、重々承知です。しかし自分だけでなく家族や周りの命を助けるためにも、事実を受け入れて体を治すことに専念して下さい。