就労継続支援A型とは

就労継続支援A型とは、障害や難病を抱えている人が働く場所です。雇用契約を結んで働くことになるので、一定の収入は保証されます。
障害者雇用については、法整備がかなり進んでいます。従業員を43人以上有している会社であれば、必ず1人は雇わなければならないと義務付けられています。しかし現実問題、積極的に作用に取り組んでいる企業は極一部。嫌な話になりますが、障害者を雇うぐらいなら罰金を払ったほうが良いと考えている会社も少なくないのが現状です。

現実は厳しい！

会社側も、手いっぱいな状況になっているのも理解した方が良いでしょう。人件費はギリギリの状態で、1円も無駄にはできません。1円でも支払いたいと思うのは、会社の役に立ってくれる人のみ。大きな利益を運んでくれる人に、支払いたいと考えています。障害や難病を抱えている人の中にも、バリバリにできる方は大勢いらっしゃいます。
しかし、会社側がしっかりサポートする必要があるのもまた事実。繰り返しになるようですが、会社は全く余裕がありません。残酷なようですが、逃れられない現実です。

サポートが充実の就労継続支援A型

そこで利用したいのが、就労継続支援A型です。サポートしてくれるのは、障害や難病に理解のある人達。どうやってサポートすれば良いのかも熟知していますので、安心して働けます。
仕事内容は施設にもよりますが、栃木の施設ではパソコンを使った仕事を任せられることもあります。商品データ入力や、時にはホームページを作ることもございます。サポートするのは、パソコンに精通している人達。

どんな仕事を任せられるかは体の状態次第

ただどういう仕事を任せられるかは、体の状態によります。先程取り上げたパソコンの仕事は、手が動き繊細な作業が苦にならない状態にあればの話です。手が思うように動かせないというのならば、別の仕事が割り振られるでしょう。
車の洗浄・犬や猫などのお世話など、就労継続支援A型で行う仕事はたくさんあります。少しでも社会とふれあいたいと思うのなら、覗くだけでもしてみてはいかがでしょうか。