宮崎市は宮崎県内でも特に子どもの多いエリアです。そのため、幼稚園や保育園等未就学児が利用するところも少なくありません。このような中、幼児園と呼ばれる施設も宮崎市にはあります。今回は、宮崎市内にある幼児園について、どのような特色があるのかを紹介します。また、幼稚園との違いについてもまとめました。

宮崎市内の幼児園の特色とは？

宮崎市内には幼児園が点在しています。これらの幼児園では各園で特色ある園生活が送られており、それぞれ解説します。まず、音楽活動を行っているところが多いのが特徴です。宮崎市内の伝統的な日本太鼓や歌唱教室など地元の文化に触れ合うことが多いのが特色です。知育にも力を入れています。読み聞かせ、英語活動だけでなく暗唱として漢字や俳句、百人一首などを行っている宮崎市内の幼児園もあります。運動ももちろん幼児園では欠かせません。沖縄のエイサーなど感覚的に踊れるようになる音楽を取り入れる幼児園もあります。このように各園で特色ある教育を行っているのが宮崎市内の幼児園です。

幼稚園と幼児園の違いは？

幼稚園と文字が違うだけでなく幼児園は幼稚園にない特徴があります。それは保育園をベースにしているのが幼児園ということです。簡単にいえば、保育園で幼稚園の教育を行っているのが特徴で、地域によっては認定こども園とも呼ばれています。保育園の認可を受けた施設は厚生労働省の所管となっており、いくら幼稚園のカリキュラムを入れても文部科学省所管の幼稚園にはできません。そのため、新しい枠組みとして誕生したのが幼児園です。

幼児園について改めて解説

最後に幼児園について改めて解説します。幼児園とは保育園をベースに幼稚園が合体した施設を指します。保育園のような入園条件で幼稚園のカリキュラムを行っていたり、幼稚園のような行事がない施設であったりするのが特徴です。厚生労働省が管轄している幼稚園的施設が幼児園といえるでしょう。