川崎市で開業するなら訪問介護が失敗しにくい!申請方法や補助金について紹介

神奈川県北東部に位置する川崎市は、横浜市と東京都に挟まれた横に細長い土地です。
品川や横浜駅へのアクセスは電車で10分なのでフットワークが軽く、都心で働く人のベットタウンとして人気なエリアになっています。
大型商業施設やマンション、オフィスも建ち並ぶ、とても活気のあるまちですよ。
今回は川崎市で訪問介護事業所を開業する方法についてお伝えしていきます。

川崎市の訪問介護需要は高い

行政の調査によると、川崎市の5人に1人が高齢者です。
うち介護を必要とする人は5.9万人で高齢者の18パーセントが支援を必要としています。
2040年には高齢化率が29パーセントを超える見込みで、約3人に1人が高齢者となる時代が目の前に来ています。
アンケートでは高齢者の半数以上が自宅で暮らしたいと回答しているため訪問介護の需要は高く、これからも上がっていくのは明らか。
需要が高いにも関わらず、供給が間に合っていないので開業するのであれば最も失敗しにくい業種といえそうです。

訪問介護で開業するときの注意点

訪問介護で開業するにあたって留意しておきたいことが2つあります。
まずは1人で起業することが不可能なこと。
保険適用の訪問介護事業には人員基準が定められており、管理者、サービス責任者、訪問介護員が必要です。
開業前に仲間を探して人員を確保しておきましょう。
次に、必ず法人格で開業しなければならないことです。
定款作成や法務局での登記申請、資本金の払い込みなどやることがたくさんあるので計画的に準備しましょう。
事業の許認可を得るための「指定申請」と事務所準備も必要です。
申請書類については川崎市のホームページ等で確認しましょう。

訪問介護事業者を応援!川崎市の取り組みは?

川崎市は令和4年、訪問介護開設時の補助金として最高594万円の支援を行っています。
また令和5年には「公的介護施設等整備費補助及び貸付」といって、市内で介護施設を整備する場合、かかった費用に対して助成金を出したり貸付を行う制度も開始。
市は訪問介護事業所を積極的に応援しているので、使える補助金がないか毎年しっかりチェックしましょう。