群馬県内を移動していると、多くの保険会社の看板を目にします。
これらは保険代理店といわれるお店で、群馬県でも前橋や高崎以外に多くの市町村で存在しています。

群馬の保険代理店は保険会社と何が違う？

保険といえば、保険会社をイメージしますが、保険代理店はこの保険会社と何が違うのでしょうか。

簡単に言えば、群馬をはじめ全国にある保険代理店は、保険会社から委託を受けて、契約や契約後のフォローを行います。
よく例えに挙げられるのが、電機メーカーと家電量販店の関係です。
電機メーカーの委託を受けて、あるいは特約を受けて家電量販店が販売を行うスタイルと似ているからです。
ただ、家電量販店でも特定のメーカーだけを取り扱っているお店や大型家電量販店のように複数の会社の商品を扱うお店があります。
実は、保険代理店にも特定の保険会社だけを取り扱っている会社と、複数の保険会社を取り扱っている会社があり、群馬の保険代理店にもその両方があるのです。

群馬にも2種類の保険代理店がある

保険代理店には一社専属と乗合（のりあい）代理店があります。
一社専属は、特定の保険会社とだけ代理店契約を結んでいる保険代理店のことを言います。
群馬ではこのスタイルの保険代理店が多くあります。
一方で、乗合代理店は、一つの店舗で複数の会社の取り扱いを行っているのが特徴です。
この乗合代理店は、あまり見られませんでしたが、近年急激に増加し、群馬でも国道沿いやショッピングモールで多く目にします。
ただ、乗合代理店は、保険商品を保険会社ごとに比較検討しながら選べるというメリットがあるのが増えてきた背景といえるでしょう。
もちろん、一社専属代理店も保険商品が限られている分、深い知識があるので、よりきめ細かな特徴を説明できるメリットがあります。