名古屋にも訪問看護が必要な方は数多くいます。
しかし、具体的にどのようなことを行ってくれるのかイメージがつきにくいという方も多いのではないでしょうか。

訪問看護とはどのようなものか？

名古屋でも盛んにおこなわれている訪問看護ですが、その内容は一言でいえば、在宅でできる様々な医療処置です。
看護師が直接、必要な人の家に訪問をして主治医の指示や連携によって看護を行います。
医療機器を使用したものから検査のための採血、医療的なケアの他に家族の相談や助言、退院時の支援といった処置以外のことも実施しています。
さらにリハビリも訪問看護として行われることが多く、利用される方も少なくありません。

これらに加えて意外に見落とされているのが精神障がいのある方への看護です。
心の病で苦しむ方も訪問看護の処置が必要であり、在宅でできる処置を訪問看護で実施しています。

最近では終末期医療として自宅で亡くなるための処置に参画することも多くエンドオブライフケアという名前でいかに快適な最期を迎えるかといった点に重きをおいて訪問看護が実施されています。
さらに看護を受けていた方が亡くなった後の遺族のケアとして、グリーフケアが実施されている点も注目です。

訪問介護と混同されがちですが、本格的な医療を実施するために行う点で訪問介護とは異なったものとなっています。
これは名古屋であっても変わりはありません。

名古屋の訪問看護を実施している施設

名古屋の訪問看護を実施しているのは、医療機関の付属施設だけでなく、区や個人が運営する訪問看護ステーションが挙げられます。
この施設は、名古屋市の各地に点在しており、特に住宅が集中している地域に多く見られます。
つまり、すぐに訪問看護の対応ができるような地域にあるという点で名古屋の訪問看護は利用しやすいといえるでしょう。