必見!心が軽くなる書籍「がんばらない戦略」の紹介と要約

「頑張りよ。」「頑張ろう!」幼き頃から親や友達、先輩、上司によく言われてきた言葉だと思います。

しかし、私は心の奥底で、「何で頑張らないといけないんだろう?」と感じていました。

皆さんは、期待されることでプレッシャーを感じながら日々を過ごした経験はありませんか?本書を読むと、心がホッとするだけでなく、勇気や行動意欲が湧く頼もしい1冊です。

本書はストーリー仕立てになっており、読みやすいのが特徴です。

生きやすいために「手を抜く」といった捉えではなく、「がんばらなくても結果を出す」方法を教えてくれます。

発想の転換や生活の工夫を具体的なエピソードを交えて教えくれるので、イメージが持ちやすくて面白いです。

それでは、本書を大まかに解説していきます。

本書のあらすじ

二つの国があります。

「ガンバール国」と「ガンバラン王国」です。

ガンバール国は文字通り、頑張ることこそ素晴らしいといった理念を持つ国民が住む国です。

朝の6時に一斉にアラームが鳴ります。

もう一方の「ガンバラン王国」ではガンバることは禁止されているも、スポーツ大会ではメダル続出、幸福度は1位です。

主人公のガンバール国に暮らす少女、ミサキは周りの「ガンバレ?」の声に嫌気がさし、家を飛び出してガンバラン王国へ行きます。

そこでこれまでと違った考え方を持つ人や不思議な行動をする人に出会うのですが、ミサキにとってはすごく新鮮で、学びの連続でした。

次にミサキの出会いや学びの一例を紹介します。

宣言する男

街を歩くミサキに「僕、明日5時に起きますから」とタキシードを着た知らない男に突然話しかけられます。

何が起こったか戸惑うミサキに「なんで君に宣言したか分かるかい?」と聞かれますます。

その疑問に彼はこう答えます。

「人間の意思って案外弱いんだよね。早起き頑張ろうなんて思っても、たいていは続かないの。」

「多くの人に宣言することで“自分が自分に嘘をつく居心地の悪さ”を避けるために、宣言通りに自分が動いてしまうんだ。」と彼から教わるミサキでした。

※他には「いきなり寝る男」「火曜日の淑女」「ゲームばかりしている男」など様々な出会いがあります。

物語の最後は、ガンバラン王国の王様と対談

物語は進み、ミサキはこの国の王様に会うことになります。

王様との対談の中で「何でこの国はガンバることを禁止にしているのですか?」と質問を投げ入れます。

それまでふざけ気味だった王様も真剣になり、国の歴史と共に理由を語り始めます。

まとめ

書籍「がんばらない戦略」の紹介でした。

昭和の時代は「無理をして耐えること、強い意志を持ち続けること」が良いみたいな意識がありました。

令和の今、頭では違うと分かっていながら、どこかその考えが残っていていつの間にか自分を追い込んでいる時はありませんか??

本書の中で紹介されている頑張らずともできる仕組み作りや考え方は、具体的で実践しやすいものが多いので、仕事や家事、趣味、勉強などで活かしてみてください。