発達障害の子どもたちを支援する施設

児童福祉法が改正されて後、民間会社やNPO法人などが参入し、障害児を支援する福祉施設が数多く設立されています。

未就学児を対象とした「児童発達支援」、小学校入学から高校卒業までの児童を対象としているのが「放課後等デイサービス」です。

千葉にある障害児のための在宅支援を行っているNPO法人では、児童発達支援及び放課後等デイサービスの運営とともに、学校を卒業して社会に出たのちの障害者のための就労継続支援B型事業所や生活介護事業も行っています。

このように継続して支援を受けられる福祉施設があると、安心して生活を送ることができますね。

児童発達支援

未就学児を対象とした児童発達支援は自治体に申請して療育手帳や障害者手帳を交付してもらうことで利用できますが、手帳を持たなくても医師の診断などでも利用することができます。

発達障害は生れつ子の脳の障害のためにおこる精神障害で、言葉の発達が遅い・集団生活がうまくできない・対人関係がうまく築けないなどの症状が現れます。

子どもの発達は一人一人異なるため、特に未就学児の場合には発達障害なのか、個性や特徴なのかよくわからない場合も多々あります。

かつては落ち着きのない子などと言われ、無理やり集団生活を強いる傾向にありましたが、近年ではこのような子どもたちの個性や発達障害についても理解したうえで、うまく社会生活を送ることができるように支援する施設が設立されているのです。