不動産にかかる面倒な税金達

不動産には税金がかかります

不動産はかなり面倒なものです。特に面倒なものの代表格と言えば、税金でしょう。物件を購入する時は言うに及ばず、贈与や相続をする際にも税金はかかってしまうのです。
そこで神奈川で不動産を取り扱う場合を例に、不動産にまつわる税金について取り上げます。

不動産所得税

まずは所得税です。どういう形で不動産を手にするにしても「不動産」という、財産を手にしたことに変わりはありません。財産を手にするとかかるのが、取得税です。不動産を取得してから6ヶ月~1年半ぐらいに、神奈川から「納税通知書」が届きます。
取得税は「固定資産税評価額×4%」ではじき出されます。ただ特例により、2024年までは税率3%になっています。さらにマイホームとして不動産を使う場合や、課税床面積が50㎡以上240㎡以下の場合、税金は半額になります。なお税金の軽減措置を受ける場合は、申告が必要です。申告するのは、神奈川県の税事務所になります。バタバタするかと思いますが、出ていくお金が抑えられるので利用しない手はありません。

贈与税

購入だけでなく贈与や相続した際にもかかるのが、登録免許税です。不動産登記を進める際にかかる、税金です。「課税標準×税率」で、登録免許税額を割り出すことができるでしょう。
なお登録免許税も、申請をすれば軽減することはできます。期間は2022年まで。所有権保存登記には0.4%の税率がかかりますが、申請をすれば0.15%まで下げることができます。

税金については会社まで相談しよう

不動産を取り扱うとなると、税金は避けて通れません。「面倒だから手を付けない」は、通じないのです。税金についてわからないことがあれば、直接不動産会社に問い合わせた方が早いかもしれません。
不動産会社に勤めている人は、不動産のプロフェッショナル。問い合わせれば、不動産にかかる税金について教えてくれるでしょう。もちろん減税についても、熟知しているはずです。不動産の購入はかなりのお金がかかります。抑えられるところはしっかり抑えて、効率よく進めていきましょう。