あれから10年。福島の除染作業

日本中を震撼させたあの大地震から10年が経過しました。

津波によるたくさんの犠牲者がでて悲惨な状況でしたが、その後の東京電力福島第1原子力発電所の事故で放射能に汚染され、現在でも立ち入り禁止区域が存在するとんでもない状況を生むこととなりました。

過去の出来事では片づけられない事故は、10年たった現在でも復旧作業が続いているのです。

福島の除染作業の現状

福島では2018年までに県内の面的除染をすべて終了したとのことです。

しかし、一部の帰還困難区域については、一部解除されたものの、いまだ原則立ち入り禁止となっていて、除染が進んでいません。

今後の課題として、これら帰還困難区域の解除はもちろん、除染により除去した土壌などの適正な管理と早期の搬出、搬出後の原状回復など多くが残されています。

環境開発にかかわる土木工事

福島の土木工事を請け負う会社では環境開発にかかわる事業の一環として、除染作業を行ってきました。

住宅の除染から、森林の除染、道路や側溝の除染など、あらゆる場所で土木工事作業が活躍しています。

このような除染作業の他にも産業廃棄物の収集や運搬から処理まで一貫して適正に処理をする事業も環境開発事業の一つです。

人々が住みやすい環境を維持するために、このような環境開発事業が行われているのです。