マイナスイメージの土木工事

土木工事は本当に辛い?

土木工事で働くのは、簡単ではありません。きつい・汚い・危険の「3k」を代表するお仕事です。悪いイメージがつきまとうためか、人手不足に陥っているのが現状です。しかし最近は技術が発達し、昔ほど厳しい仕事ではなくなりつつあります。
変わりゆく土木工事の現状について、ご紹介します。

土木工事が辛い理由

土木工事が嫌煙されているのは、冒頭でもとりあげた「3k」が大きいでしょう。仕事をすれば、埃土まみれになります。使用資材を加工する際に発生するのは、資材の粉です。すぐに落とせるのならまだしも、量が多くなるとなかなか落ちません。土木工事となれば、土埃と格闘です。風が少し吹いている日に仕事となると、土埃はすごいことになるでしょう。仕事は真夏の暑い日や冬でも進められます。エアコンが効いた部屋で作業ではないので、体力的に辛くなるでしょう。
1番のネックはトイレ問題。きれいに掃除が行き届いたトイレではなく、基本的にはプレハブ小屋です。当然ながら衛生面的に良いとは言えません。

改善が進む仕事

最近は土木工事を快適に進めるために、仕事内容そのものが見直されつつあります。真夏や真冬対策として、休憩所にエアコンを完備。事故防止策についても、積極的に取り組んでいる会社も増えてきました。さらに女性用トイレを設置して、衛生面改善に取り組んでいる会社も少なくありません。
完璧に改善できているとは言い切れませんが、会社側も動いてくれています。「土木工事だから」と嫌煙するのではなく、「土木工事ってどんなお仕事だろう」と興味を持っていただければ幸いです。

土木工事のお仕事

土木工事のお仕事は色々あります。栃木で土木工事を行う会社の場合、護岸工事を主に進めています。護岸工事とは、水害対策のために川岸をコンクリートで固めることです。岸をコンクリートで固めると、大雨が降っても川の氾濫リスクは最小限に食い止められるでしょう。
土木工事を言い換えれば、名もなきヒーローです。人の命を守る仕事は、何よりも尊いものです。