『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』を読んだ感想

「仕事ができる人間になりたい!」という思いはあるものの、何をすればいいのか分からない…。

こんな悩みを抱えてはいませんか?

私もまた、「できる人」に憧れてはいるものの、そうなるために必要なものが分からずにいました。

そんなとき書店で本書を見つけ、「気くばり力」を身につけることの大切さを学んだのです。

こちらの記事では、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』についてご紹介していきます。

常に物事を俯瞰して捉える

本書は5つの章で構成されています。

そのうち最初に解説されているのが、「俯瞰力の気くばり」です。

自分の仕事が忙しいように感じると、私たちは目の前のタスクだけに意識を集中させてしまいます。

それに対し、「できる人」は常に先の展開、そして全体像を見通すようにしているというのです。

特に言われたことから一歩先を推察する、そして何より実際に行動に移すのが大切だという部分は特に若い方に刺さりそうです。

論理的で信頼できる人になる

3章では、論理力の大切さが語られています。

そのなかでも、話をするときに「相手はどんな情報を求めているのか」を第一に考え、そのプランを練ることの大切さは、私たち日本人が意識する必要があります。

この話を聞くことにどんなメリットがあるのか、何が分かるのかが分かりやすい話し手は、忙しい上司や経営陣にはありがたいのでしょうね。

このように、「論理力」というのは相手を完膚なきまでに論破する力のことではありません。

相手のメリットを考えたうえで行動する力だと学びました。

相手を喜ばせる行動をする

2、4、5章ではちょっとした気遣いが相手の感情を好転させることについて触れています。

これらの項目を読んで私がまず思ったのが、「本当にちょっとした違いなんだな~」ということです。

相手を名前で読んだり労いの言葉を贈ったりと、1つ1つはとても小さなことのように思えました。

しかしこの小さな気くばりで、相手はささやかな幸せを感じるようです。

この気くばりの積み重ねで良好な関係を築き、やがてそれが仕事のチャンスへと変わっていくのでしょうね。

まとめ

以上、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』についてお伝えしてきました。

自分の利益よりも相手の利益を考えて行動することで、人間関係や仕事がうまくいくようです。

それも大々的に行動を変えるのではなく、些細なことを積み重ねるのが大切です。

頭では理解しているつもりでも、常に相手のことを考えて行動するのは難しいですよね?
私も余裕がないときは自分の利益に固執することが多かったです。

そんなときに相手を思いやる気持ちを思い出すために、本書を手元に置いておきたいものです。